例えば、以下のような症状に効果が期待できます。
他にも治療可能な症状があります。
308±2nmのUVB波長を用いて、局所に照射して治療する方法です。
「白斑」「円形脱毛症」「掌蹠膿疱症」「アトピー性皮膚炎」「乾癬」「手湿疹」などの光線療法を行うことができます。従来の蛍光灯などによる紫外線治療に比べ、患部をターゲットにしたピンポイントかつ強力な照射ができ、患部だけを安全かつ効果的に治療することが可能です。他の治療法と併用することで、相乗効果で症状の更なる改善を期待することもできます。
当院では、副作用の起こりやすい300nm以下の波長をカットするエキシマフィルターを搭載した最新機器を導入しており、従来のエキシマライト治療に比べ安全に治療が行えます。
<保険適応>
円形脱毛症、尋常性白斑、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、類乾癬、菌状息肉症など
<効果が見込める疾患>
結節性痒疹、皮膚そう痒症、手湿疹など
<副作用>
やけど(徐々に時間を延長するため,激しいやけどは生じません)
色素沈着(従来の紫外線療法よりかなり少ないものの,個人差があります)
回数が増えれば、皮膚腫瘍(がん)の発生につながる可能性があります。
予防的に照射治療を受けるのはよくなく、うまく外用療法などと組み合わせることが必要と考えられます。
<Q&A> Q 治療回数は?
A 週に2~3回の治療を受けていただくと効果的です。治療間隔があいてしまうと、効果が得られにくくなりますので、医師の指示に従って治療を受けて頂くことをお勧めします。
乾癬の場合、初期には頻回に治療を行い、症状が落ち着いてきたら回数を 減らすこともあります。白斑の場合は、通常長期間の治療が必要です。詳しくは医師にお尋ねください。
※効果のあらわれ方や治療回数は、症状やスキンタイプによって個人差があります。
Q 治療時間はどのくらいですか?
A 一度に照射する時間は通常数十秒~数分程度です。
※照射時間は、症状やスキンタイプによって異なります。
Q 痛みがあったり、赤みが出たりしますか?
A 痛みや熱感は、ほとんどありません。適度な赤みが出るのを目安に照射しますが、数日でおさまります。反応が強く表れた場合、ほてりを感じたり赤みが長引いたりすることがあります。照射した部分に一致して、日焼けしたあとのように色素沈着がおこります。照射を中断すれば、徐々に元に戻ります。