カテゴリー: 傷病解説

梅毒

梅毒トレポネーマの感染により発症する性感染症です。 梅毒の症状 まず、梅毒に感染してもすぐに症状があらわれるわけではなく、3週間ほど潜伏期間があり、これを経過すると梅毒の症状があらわれてきます。 第1期(第 1 潜伏期)

イボ(尋常性疣贅)

「イボ」はヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus、HPV)が皮膚粘膜に感染して生じる良性腫瘍です。臨床像は、尋常性疣贅、扁平疣贅、足底疣贅、および尖圭コンジローマなどに分類され、その存在部位と外

水虫(足白癬、爪白癬)

足のトラブル、爪のトラブルは予想以上につらいことだと思います。当院では患者様の足をきれいにしたい、爪をきれいにしたいという気持ちに対して、患者様と一緒になって真剣に治療に取り組ませていただきます。 水虫とは白癬菌(皮膚糸

水イボ(伝染性軟属腫)

〇水いぼとはどんな病気ですか? 水いぼは正式には伝染性軟属腫ウイルスの感染症です。主に学童期以前の小児に見られます。やや光沢のある常色(肌色)~白みがかったの円形の丘疹で通常2-5mm程度です。治療しない場合でも、基本的

接触皮膚炎(かぶれ)

接触皮膚炎の定義は外からの刺激物質や抗原(アレルギーの原因)が皮膚に触れることによって発症する湿疹性の炎症反応で、日常語でいう『かぶれ』です。刺激に伴う一次刺激性接触皮膚炎と、アレルギーの機序に伴うアレルギー性接触皮膚炎

とびひ

伝染性膿痂疹はその感染性の素早さから俗にとびひ(火事の火の粉が飛び散って燃え広がるようにうつることから)といわれています。こどもに多く、原因菌のおもなものはブドウ球菌と溶血性連鎖球菌です。 ブドウ球菌が原因の場合は、症状

あせも(汗疹)

あせもは汗管(汗の通り道)がつまり、汗が汗管の外に漏れだし、かゆみや炎症が起こります。汗管にそってプチプチと白~赤の発疹が出来ます。痒みを伴うことも多いです。基本的にはお子様の病気ですが、大人でも長時間座っている事でお尻

口唇ヘルペス 陰部ヘルペス

口唇ヘルペス・陰部ヘルペスとは単純ヘルペスウイルスが感染、再発を繰り返す皮膚の感染症です。 初感染では高熱と強い痛みが伴います。なお、寝不足、日焼け、疲労等で免疫力が下がるとたびたび再発します。まれに固定薬疹を、過去にヘ

皮膚、皮下の異物

けがで皮膚の下にガラスや小石が入り、そのまま傷がふさがり時間が経ってしまうことがあります。初期の段階で取り除けば感染のリスクや異物肉芽腫ができる可能性も最小限で抑えられます。皮下異物は、炎症を起こしていなければ腫れたり痛

蜂窩織炎(蜂巣炎)

皮膚の真皮から脂肪組織を中心とした細菌感染です。表皮に感染した場合は伝染性膿痂疹(とびひ)となります。また指趾の先端部に生じたものはひょう疽(ひょうそ)といいます。 病名の由来 「蜂窩」とはハチの巣のことで、顕微鏡で炎症

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